複合機のリースについて
複合機の導入方法として、大きく分けると「買い取り」と「リース」があります。
「買い取り」は文字通り「買い取り」なので説明は省くとして、「リース」については少し説明が必要になります。
仕組みとしては、「使用者の代わりにリース会社が購入し、毎月一定の費用でリース会社が使用者に貸し出す」という形になります。
具体的な料金イメージとしては、こんな感じです。
「買い取りすると一括で50万円。5年リースにすると月々9,300円×60回。」
9,300円×60=558,000円ですので、総支払額としては買取の金額よりも高くなります。
メリットとしては、次のものが挙げられます。
- 急に大きな金額がいらない
- 全額を経費として処理できる
- 予算設定がやりやすい
- 動産保険に入っている
動産保険というものは、火災や水害に対しての保険です。これは、複合機の保守メンテナンス契約では対象外になる内容なので、うまく補完する形になっています。
デメリットはこんな感じです。
- 支払総額は大きくなる
- 途中解約の場合は全額支払わなければならない
- 人に譲ったりができない
いろいろ考え方はあるとは思いますが、私個人的にはリースが利用できるのならリースを利用するほうがいいと思います。買い取りでなくリースを選ぶと、目の前の資金としては40万くらい余ることになります。そのうち全額支払わないといけませんが、とりあえず目の前で営業費用として使える資金があるのは、売上を作るためにはいいことだと思います。
あとは、税理士や会計士にご相談される会社さんも多いですね。財務状況など把握した上でアドバイスをくださると思うので、相談して間違いないと思います。